たまたま読んだ記事で、日本国内で毎年入浴中に亡くなる方が5〜6千人もいる事を知りとても驚きました。
厚生労働省の人口動態統計によると、2018年の家庭の浴槽での溺死者数は5398人で、前年比138人減、16年比で260人増となった。15年前の04年の死者は2870人。この数字と比べると2倍近くに増えており、ここ数年は5000人前後で高止まりの傾向になっている。
この記事は、「2018年の厚生労働省の人口動態統計」をもとに書かれているようです。実際に人口動態統計の何の情報を元にしているか気になったので出典を調べてみました。
2018年の人口動態統計のページはこちらです。
「概況」リンクから閲覧できるPDFを開いてみると、18ページ目に、「不慮の溺死及び溺水」という項目があり、総数は 8163人である事が確認できました。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei18/dl/00_all.pdf
更に、家庭の浴槽での溺死者数は5398人
の人数がどこからやってきた情報かを調べてみたところ、下記の統計に「W65_浴槽内での溺死及び溺水」という項目があり、この項目の総数が5,398人となっている事が確認できました。
- 表番号: 5-35
- 統計表: 家庭における主な不慮の事故による死因(三桁基本分類)別にみた年齢(特定階級)別死亡数及び百分率
- 調査年月: 2018年
- 公開(更新)日: 2019-11-28
自分で出典を調べてみて、様々な統計情報が公開されている事が分かりました。自分で調べてみると、意外な発見などもあり興味深いですね。
まとまりのない文章ですが、こういった情報を自分で確かめるのは、 正直めんどくさいと感じてしまいましたが、とても大切な事でもあると思いました。