雑多なブログ

音楽や語学、プログラム関連の話題について書いています

『セルフトーク超入門 心の中のつぶやきを変えれば、人生が変わる』を読んだ(シャド・ヘルムステッター著)

自分に対するネガティブな考えって厄介ですね。
『セルフトーク超入門 心の中のつぶやきを変えれば、人生が変わる』という本では、そういったネガティブな考えと向き合って変化していくヒントが書かれています。

脳に組み込まれるプログラム

これまで見聞きしてきた事や、考えたり言葉にする事を通して、様々なメッセージが脳にインプットされます。メッセージを繰り返しインプットし続ける事で、それが真実かどうかに関係なく脳に強く組み込まれます。そうして、脳に組み込まれた考えをプログラムといいます。

セルフトーク(ひとりごとや、心の中のつぶやき)

人は様々なセルフトーク(ようするにひとりごとや、心の中のつぶやき)をしていますが、このセルフトークはこれまでインプットされ、組み込まれてきたメッセージの影響を強く受けています。

セルフトークは普段何気なく行っている事でありますが、ある一定の事柄についてのセルフトークを繰り返せば繰り返すほど、その考えを信じるように強く脳に働きかけることになります。

例えば、「私は価値のない人間だ」と、言い続けているとその事があたかも真実であるかのように身に迫って感じられてきます。

こういったセルフトークをする事は、脳に組み込まれたプログラムを強化する働きがあります。

ネガティブなセルフトークを変える

セルフトークによって、脳に組み込まれたプログラムが強化される、と言う事は、それをやめて、別のセルフトークをすればプログラムそのものを変える事ができるのです。

そのために必要な事は、普段何気なく行っている自分自身のセルフトークを監視する事。そして、自分自身のセルフトークを自覚したら、意識的にそれを変えていき、新しいセルフトークを習慣化する事です。