自分が人の愚痴を聞いていて思った、愚痴を聞くコツ的な物をまとめてみた。自分が実践できているかどうかは微妙だ(笑)。
その愚痴が事実かどうかは関係ない
愚痴というのは、本人の主観によって吐き出されるもの。
なので、場合によっては事実関係が、本人にとって都合良い形に歪曲されている事がある。そうまでいかなくとも、説明や描写が曖昧で、状況が良く分からない事が多々ある。
だからといって、そういう時に詳細を尋問のように問いただしてしまうと、相手にとっては大きなストレスになってしまうし、なによりも、心を閉ざしてしまうように思う。事実関係を把握する事にこだわったり、正しい事を言っているか相手の言葉をジャッジするのは控えた方が良い。
アドヴァイスはそっと心にしまって
人の愚痴を聞いている時に、ついついアドヴァイスや説教をしてしまう、というのは良くある事だと思う。そのせいで、喧嘩になったり色々険悪な状況が展開になる事もあるように思う。それだと本末転倒なので、そういう時は10の言いたい事があったら1つだけに抑えて、自分の言葉を控えめに伝える事を意識すると、多少はマシになるように思う。
出来事ではなく、相手の気持ちに共感する
愚痴を聞かされた時に、相手の状況に全く共感できなくて、モヤモヤする事がある。例えば、私の経済感覚だと、「毎月のお小遣いが20万円に制限されているから、全く足りないんだよ」なんて言われたら、「こいつ、世の中を舐めてんのか、クソが」と思ってしまうかもしれない。そんなわけで、相手の状況に着目すると、どうしても共感できない事が多いと思う。 そういう時は、相手の置かれている状況に対して、ではなく、相手の心情に共感する事を意識すると、多少共感しやすいと思う。 相手の、しんどい・辛い、という想いそのものに共感する事は容易だと思う。
そもそも、相手の愚痴を聞くのかどうかもちゃんと考える
こんな相手の愚痴など聞く気はない、と思ったら拒絶すれば良い。
しんどい話というのは、いくらでも無尽蔵に聞くのは難しい。
あまりに大量にそういった愚痴を聞かされていると、聞いている方が疲弊する。
なので、どうでも良い人の愚痴はシャットアウトするのも必要。 そうする事で、本当に大切な相手の愚痴を全力で聞く事ができる。