唇の内側がマウスピースに当たっている状態で演奏する事を、俗に粘膜奏法というらしい。 アヒル口しているところにずぼっとマウスピースをくわえる感じかな。
これって単に、圧力に押されてアンブシュアが崩れている状態、って事だと思う。
息の圧力に押されて、唇が広がってしまい、かといってアパチュアを維持するだけの筋力がないため、がばっと広がったままになってしまう。その状態でマウスピースを押し当てているものだから、だんだん唇がめくれたような状態で当たった状態になってしまう。
実際のとこ、「粘膜奏法」というのはアンブシュアが崩れている状態の人を揶揄するために作られた言葉のような気がするよ。