雑多なブログ

音楽や語学、プログラム関連の話題について書いています

Nica's Dreamの演奏

ここ1ヶ月、Nica's Dreamという曲を練習している。
イントロのマイナーメジャーセブンスでやられていたのだけど、少し慣れてきた。

今日は先人たちがどんな演奏をしているのかを楽しみながら聴いてみた。自分なりの感想をまとめてみた。

オスカー・ーターソンの演奏

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厚みのあるブロックコードのヴォイシングと、 ソロでの高速フレーズの嵐が彼らしいと思う。 「よし!聴くぞ!」って感じで気合を入れて聴くべき演奏だと思う。

ところで、テーマのコード進行がリハモされていたので、そこを確認するのに演奏に合わせて電子ピアノで音をとっていたら、音がめちゃくちゃうねる。よくよく確認してみたら、音源の方のチューニングが443Hz?くらいになっていた。 んで、自分の電子ピアノは440Hz。3Hzの差は結構大きいらしいという事を学習した。

ハンク・ジョーンズの演奏

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オスカー・ピーターソンほどがっつりとは弾いていないけれど、 クールでカッコいい。ほどよくスペースがあってゆったり聴ける演奏だと思う。

ホレス・シルバーの演奏

Nica's Dreamといえば、もちろん外す事ができないのは作曲者であるホレス・シルバー本人の演奏。

遊び心あふれるソロの演奏が聴いていてわくわくする。 こういう演奏ができると、視聴者や観客も楽しると思う。 少なくとも、バンドメンバーはホレス・シルバーのソロの時、にやにやしていたと思う。

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ジョー・サンプルの演奏

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これまで挙げた奏者の中では方向性が全く違って、シンセを活かした演奏になっていて、ヴォイシングも特徴があると思う。 生楽器だとできない音の重ね方だと思う。 時代が比較的新しいので、レコーディングの質も良いね。