nodenvをmacにインストール
nodenvを使うと手軽にバージョンを切り替える事ができて便利ですね。
今回はnodenvのインストールと、簡単な使い方についてまとめてみました。
目次
インストール環境
macOS Catalina 10.15.4
anyenvをインストール
anyenvというのは、ありとあらゆるenv系のツールを手軽にインストールするためのコマンドのようです。今回はインストールと、nodenvのインストールの用途でのみ使います。
※詳しい情報は別の機会に調べてみます
Homebrewを使ってインストールします。
brew install anyenv anyenv install --init anyenv init cat ~/.zsh_profile >> ~/.zshrc
nodenvをインストール
nodenvを使ってnodenvをインストールします。
anyenv install nodenv
設定を.zshrcに追記(シェルがbashの場合は、~/.bash_profileか~/.bashrc)します。
eval "$(nodenv init -)"
nodeをインストール
インストール可能なnodeのバージョンを列挙
nodenv install --list
インストールされたnodeのバージョンを列挙
nodenv verions
適用されているバージョンにアスタリスク『*』記号で目印が付きます。
nodenv versions system * 10.18.0 14.2.0
特定のバージョンをインストール
nodenv install 14.2.0
nodeのバージョンを切り替える
カレントディレクトリで使用するnodeのバージョンを設定
nodenv local 14.2.0
シェル全体に適用する
nodenv global 10.18.0
※nodenv local ~
でカレントディレクトリの設定適用されている場合は、globalではなくlocalの設定が適用される
トラブルシューティング
1: 『nodenv: default-packages file not found』エラーが発生する。
nodenvでnodeをインストールしようとすると、『nodenv: default-packages file not found』というエラーが発生する場合は、下記コマンドで空ファイルを作っておく。
touch $(nodenv root)/default-packages
ちなみに、default-packagesは、各バージョンのnodeをインストールする時に、deafult-pakcagesファイルに記述したパッケージを自動でインストールしてくれるプラグインらしい。
2: brew installで『Error: Permission denied @ apply2files〜』 エラーが発生する。
brewのパッケージが保存されるフォルダのパーミッションがおかしくなっていたようなので、下記コマンドでパーミッションを変更したら、問題が解消しました。
sudo chmod -R g+rwx /usr/local/*