雑多なブログ

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クラシックの曲名について

クラシックの曲名は、「ピアノソナタ第3番」のように番号になっていて、誰の曲なのか分からない事がある。

例えばベートーベンの「皇帝」という曲名は、ニックネームのようなもので、元々は単に「ピアノ協奏曲第五番」 という製品番号のようなタイトルであった。楽譜の販売など、商業上の大人の都合で、分かりやすいタイトルが付けられていると言う事らしい。

また、タイトルは国ごとにバラバラで統一されていない事が多いらしく、「ジュピター」という曲は世界共通で使われている一方で、ショパンの「別れの曲」などは日本独自のタイトルで、海外では通用しないらしい。

そのあたり、「中川 右介」著の、「クラシック音楽の歴史」という本に説明があるので、興味がある方は読んでみると面白いと思います。クラシックに疎い人間でも、読みやすいです。 古代・バロック音楽から現代の音楽までの歴史をひととおり知る事ができるので、音楽の歴史に興味ある人にとってのとっかかりとなります。