雑多なブログ

音楽や語学、プログラム関連の話題について書いています

初心者は曲の練習よりスケールの練習を多めにやろう(辛いけどねw)

曲の練習よりスケールを練習した方が良いと思った理由について、自分なりにまとめてみました。

目次

曲はスケールとコードで構成されている。

特殊なジャンルをのぞいて、楽曲はスケールとコードで構成されています。

また、それぞれの音楽にはキー(調性)があり、メロディーはキーに基づいたダイアトニックスケールで形作られています。 

例外はありますが、その例外でさえランダムにバラバラと言う事は案外少なく、何らかのコードやスケールに当てはまるケースが多いのでございます。 スケールやコードは、音楽の骨組みを理解するのに重要な要素であると言えます。理屈で理解するよりも、身体に叩き込むのが大事です。耳でコードやスケールのフィーリングを覚えて、楽器でも実際に弾いてみる事が大事です。

 

曲の練習は限られたフレーズのパターンの練習にフォーカスしている。

目標の曲を練習する事は大事です。が、その練習に比重を置いてしまうのは効率が悪いと感じています。なによりも、忙しい中で練習時間の全てを曲の練習に費やしてしまうと、一見効率が良さそうに見えますが、その曲の練習にしかなりません。

この場合、新しい曲の練習に入ったときは、また0から組み立てていく事になります。確かに曲の練習は大事です。が、曲の練習だけですと、そのように毎回0から組み立てていくため、譜読みの苦手意識も中々とれません。 もちろん、複雑なリズムの箇所はどうしても難しいとは思いますけどね(笑)

つまり何が言いたいのかと言うと?

曲の練習よりもスケールやコードの練習の比重を気持ち多めにしましょう。  

1つのキーのスケールを覚えるだけでも、同じキーの複数の曲の譜読みが楽になります。特に#とか♭がたくさんある曲に対しての譜読みが早くなりますし、臨時記号のある箇所の理解が早くなります。

個人的には、楽器を習いたての頃はスケール練習が大嫌いで曲の練習ばかりやっていましたが、その頃は本当にキーの感覚が分からず、ただ書いてある音符を演奏しているだけの感覚でしたので、臨時記号があると何で臨時記号があるのか分からずパニックになって、慌てていました。

まとめ

スケールの練習は、音楽を始めて最初のうちは地味でめんどくさくてやりたくない!って思いがちですが、その気持ちを乗り越えて取り組んでみると、思っている以上に効果があります。

メジャー・マイナー全部のキーを、とは言いません。 自分の好きな音楽をいくつかあげてみて、そこで使われているキーのスケールを練習してみる、という感じえ少しづつ確実に取り組んでいくと良いのではないかと思います。