雑多なブログ

音楽や語学、プログラム関連の話題について書いています

存在すると言う事はとてつもない事だった。

私たちは、五感がある事が当たり前すぎて、五感がある事の驚きというものを自覚できていないと思う。

五感のどこが驚きなの?

そもそも、五感は当たり前のものではない、と言う事に気づいた時に、自分は驚きを感じた。

目が見え、耳が聞こえ、匂いを感じ、味を感じ、触れる感覚がある。

これらの五感は、病気によって失われる事もあれば、事故の後遺症で失われてしまう事もある。ちなみに、私自身は手を怪我してその後遺症で、一部の指先の感覚が麻痺している。耳も聞こえている事が当たり前だと思っていても、加齢によって耳が遠くなりもする。

体の中のありとあらゆるバランスがうまく合わさって、五感というものが実現されていて、そのバランスが崩れる事で、たやすく壊れてしまうもの。それが五感であると思う。 それを、今まさに感じる事ができる事はとてつもなく驚くべき事だ。

当たり前だと思って見過ごしている自分の体には驚きと神秘が詰まっているように思う。それは自分の体以外も同様で、当たり前だとラベルを貼り付けた途端、対象の持つ可能性や神秘が矮小化されてしまっているように思う。